2018 back to Index 2020
wab's favorites world & japan
December 2019 



Quique Sinesi & Hikaru Iwakawa

アルゼンチンのギタリストと日本人ケーナ奏者の新作
即興の録音だが旋律の抽斗が豊富
ケーナの常識をこえる演奏と
多彩なギターが楽しめる



Aster Aweke / Chewa

ギター、ベースなどの標準的なリズム・セクションの
味わい深い演奏とエチオピアの節回しの
組み合わせに違和感がない
アメリカ南部のR&Bを聞いているような心地よさ



   
   

November 2019 




Mah Damba / Hakili Damba

サリフ・ケイタのバックにいたこともあるベテランの
新作はフランス人プロデューサーによるもの
マリの伝統音楽とグナワや西洋音楽の要素の
組み合わせがほどよい変化をつけている



Bantou Mentale / Bantou Mentale

コンゴの歌手とフランス在住ミュージシャンの
混成グループによる実験的ミクスチャー・ロック
コンゴ風の柔和な歌声がこういうサウンドに
乗るのをはじめて聞いた



Acid Arab / Jadid

クラブ系のきわめてシンプルなダンス・リズムに
マグレブのさまざまな歌手の歌や
伝統楽器のサウンドがのっかって
大音量で踊るしかないという仕上がりに

October 2019 



Sukar Sakura / Jegog Charange For A New Horizon

日本のジェゴグ(竹のガムラン)グループによるアルバム
インドネシアのバリ島の曲だけでなく
ラヴェルやハチャトリアンの曲もやっている
企画もの的なおもしろさを聞く一枚



Tinariwen / Amadjar

旅の途中でレコーディングしたいつもの音楽に
アメリカのミュージシャンなどがマンドリンや
ヴァイオリンをそっと加えた
歌声がこれまで以上に渋くて重い



Lakou Mizik / Haitia Nola

トロンボーン・ショーティをはじめハイチと
文化を共有するニューオーリンズ/ルイジアナの
ミュージシャンたちが多数参加
カナダのアーケイド・ファイアも華を添える



V.A. / Voice Of Naga

ミャンマーとインドの国境地帯に住む
少数民族の音楽を収録した3枚組
独唱、コーラス、笛、口琴、太鼓の演奏などの
自然音を含む記録が実に多彩

   

September 2019 




3 MA / Anarouz

ずいぶん前に出ていたものが日本でも発売
モロッコ、マリ、マダガスカルの3人が
聞かせる弦楽器アンサンブル
現代的なアレンジがおもしろい



Marewrew / Mikemike Nociw

アイヌのコーラス・グループが
今回はアカペラでじっくり聞かせる
ソロも輪唱もいずまいを正して
集中して聞かねばと思わせる



Baba Sissoko / Amadran

80年代から国際的に活躍している
マリのシンガー・ソングライター
このアルバムは落ち着いたンゴニの弾き語り
淡々とした渋い歌声と演奏に脱帽

August 2019 



V.A. / Asi Bailaba Cuba

20世紀中葉にはマンボやチャチャチャの
ゆりかごになった音楽ダンソンの
歴史的名演を集めたアルバム
優雅な官能の音楽



Mara Aranda / Sefarad - In The Heart Of Turkey

イベリア半島から離散したユダヤ系音楽集
モロッコ編の前作に続くトラキア編
メロディの美しい曲が多く
中東の楽器を交えた演奏も魅力的



Kachimba Iris / Uchina Cha-riba

ギター(三線)、クラリネット、打楽器という
思いがけない編成による沖縄ラテン
オリジナル地う新に伝統曲もまじえて
完成されきっていないところが逆に新鮮

 

Mariachi Los Camperos / De Ayer Para Siempre

ふだんマリアッチを聞くかと問われれば否だが
流麗なストリングスや甲高い叫び声など
このマリアッチ楽団の演奏の様式美には
つい敬意を払ってしまう

   

July 2019




Las Migas / Cuatro

バルセロナを拠点にほどよくポップな
フラメンコを聞かせるグループ
フラメンコのカンテといえば塩味のきいたソロだが
コーラスがついてさわやかに



David Virelles / Igbo Alakorin vol. 1 & 2

北米で活動しているジャズ・ピアニストが
キューバン・ルーツを意識して
キューバ東部のダンソンなどの古い音楽を
優美な演奏がうれしい



Early Congo Music 1946-1962

このページでは復刻ものは基本的には扱わないが
40年代のレア音源が聞けるので
最初からグルーヴ満載というわけではなかった
ことがわかっておもしろかった

June 2019 



Refugees For Refugees / Amina

ベルギー在住のユーラシア各地からの
亡命者たちによる集団の2作目
コラボレーションの成果が
少しずつ実ってきている

May 2019 



Waed Bouhassoun / Safar

パリを拠点にしているシリア出身の
歌手にしてウード奏者
両方できる人は珍しい
シリアの詩に刺激された曲からアンダルス音楽まで幅広い



Angelique Kidjo / Ceria

トーキング・ヘッズに挑戦したアルバムは
あまり好きでなかったが
キューバ出身のサルサの女王セクア・クルースに捧げたこのアルバムは彼女らしさがよく出ている

April 2019 




Rhiannon Giddens, Layla McCalla & others /
Songs of Our Native Daughters
アフリカ系アメリカ人の女性
シンガー・ソングライター4人が集まって
ジャズ、フォーク、カントリー、ブルースなどの
古層に眠る集合的な記憶をいま風に構成



Samida / Alaca

トルコの民謡三姉妹が
黒海周辺から地中海にかけての地域の
曲をさわやかなコーラスとポップな演奏で
適度に上品で適度に水っぽい作品です



Kanazoe Orkestra / Tolonso

ブルキナファソ出身でフランス在住
バラフォン奏者の仏人との混成グループの2作目
マンデ系のフュージョン・ポップ中心だが
ときおりインドネシアぽいのは楽器のルーツを意識して?

March 2019




Olcay Bayir / Ruya

ロンドン在住トルコ系歌手によるアナトリア音楽
ロンドンのジャズ集団Kefayaのプロデュースにより
エレクトロニック・サウンドやワールド要素も加味
クラシックの素養のある薄口の歌が好きな人に



Gino Sitson / Echo Chamber

いわゆるワールドというより
ジャズ畑の人と認識されるのかもしれないが
弦楽四重奏とヴォーカル・パフォーマンスの
組み合わせはワールド・ファンにも喜ばれそう



Adir Jan / Leyla

クルド人のシンガー・ソングライター
ゲイの身の上に関した歌や社会性のある歌など
音にはトルコ風味やサイケなロック感覚も
柔な歌声が妙に耳に残る



Jordi Savall / Ibun Battuta

ラジオの番組で旅行家イブン・バトゥータの
旅程を音楽でたどる特集を放送したことがある
同様の試みをオリジナルの新録音源2枚組で
アフリカ、ヨーロッパ、西アジア、中国・・・

Feburuary 2019 



Bassekou Kouyate & Ngoni Ba / Miri

いつものようにゲスト歌手を招いて
心地よいマンデ・ポップを聞かせる
新奇をてらわないでサハラ風の要素も入れている
アビブ・コワテ、アフェル・ボクムなども参加



Dudu Tassa & The Kuwaitis / El Hajar

イラクのアラブ古典音楽で活躍した
高名なユダヤ系ミュージシャンの末裔ロッカーが
祖父たちに捧げたアラブ音楽集
女性歌手もまじえたロックとアラブ音楽の融合

January 2019



Nobuntu / Obabes beMbube

シジンバブエの無伴奏コーラス、ムブーベの
数少ない女性グループだそうです
「アメイジング・グレース」を含む13曲を
楽しくうたっています




Grupo Mono Blanco / !Fandango!

メキシコのソン・ハローチョのグループの最新作
スミソニアン・フォークウェイズならではの
詳しい解説つきなのがありがたい
演奏はシンプルかつストレートな曲ぞろい
2017 back to Index 2019