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wab's favorites world & japan
December 2020




Nakany Kante / De Conakry A Barcelone

マンデ系の典型的なメロディと
バルセロナのゆるいミクスチャー感覚が
ほどよくブレンドされて
とても聞きやすい軽量なポップスに

November 2020




Ana Carla Naza / La Flor

チェロは21世紀に入ってからポピュラー音楽で
よく使われるようになってきたが
チリとキューバの血をひくこの人は
軽やかにジャズ感覚の弾き語りを聞かせる



Ze Manoel / Do Meu Coracao Nu

ブラジルのミュージシャンにしては
リズム志向ではなく現代的な
チェンバー・ポップを中心に聞かせる
ソフトな音楽だが芯の強そうな人



Bruce Springsteen / Letter To You

久々にE・ストリート・バンドと組んだ作品
アメリカのオーソドックスなロックを
てらいなく演奏してうたって
しみじみと興奮させる名作

October 2020




Jose Rizo's Mongorama / Mariposas Cantan

チカノのラテン・ジャズ・ラジオDJのグループ
フルートやヴァイオリンを入れて
チャランガ編成のジャズをやっている
ゆったりとしたレイドバック感が西海岸



Sangpuy / Pulu'em

台湾原住民の桑布伊の新作は
ストリングスなどをたっぷり入れた作り
林強やTrio Tamalaのメンバーも参加
濃厚なメロディが好きな人向き



Afel Bocoum / Linde

マリのソンガイ(ソンライ)系のスーパースター
濃厚なリズム・アンサンブルと
ディープな歌声による貫録の新作
砂漠のブルースとマンデ系音楽の両方に通じる感覚

September 2020




The John Santos Sextet / Art Of Descarga

サンフランシスコ・ベイ・エリアを拠点にしている
ラテン・ジャズの打楽器奏者が
多彩なゲストを招いたジャム・セッション
ゆったりとしたグルーヴが郷愁を誘う



Tonny Succar & Pablo Gil / Raices Jazz Orchestra

ペルー人打楽器奏者トニーとサックス奏者パブロが
ビッグ・バンドでワールド感覚のラテン・ジャズを
ジャンルにこだわらない姿勢が
マイアミを拠点にしているトニーらしいおおらかさ

August 2020 




Danyel Waro / Tinn Tout

いまやレユニオンの音楽マロヤの重鎮の最新作は
ジャケットは、人の心を理解するのはバケツで海水を
全部すくおうとするようなものという格言から
自然と謙虚に向き合うべき時代の歌と打楽器



Ghalia Benali, Romina Lischka & Vincent Noiret /
Call To Prayer

ウンム・クルスームの作品集を出したこともある
アラブ系の歌手とインド系の歌手と古楽系の人のユニット
ともすれば思いつきに終わりかねない融合の試みを
静謐にじっくり聞かせる

July 2020 




Damir Imamovic / Singer Of Tales

ボスニアの大衆歌謡セブダに
新しい感覚で取り組んでいる
もともとそういう家系の人なので
伝統のよさが自然に伝わるいい声だ



Bob Dylan / Rough And Rowdy Ways

ボブ・ディランの最新作は
ケネディ暗殺事件から音楽や有名人まで
現実と想像が混在する物語歌中心
21世紀に入ってからの彼の作品でいちばん好き

June 2020 



Yoyo Ma, Stewart Dunkan, Edgar Mayor, Chris Thile
/ Not Our First Goat Rodeo

9年ぶりの2作目は
クラシック、ジャズ、ブルーグラス、ケルトなど
四人のルーツとビジョンが
よりスムーズに融合した充実作

May 2020 



Santrofi / Alewa

ガーナのハイライフに他のアフリカ系音楽
たとえばレゲエやアフロビートやカリプソの
要素も加えてわかりやすく再構成
ギターの人はサンタナみたいなソロも



Frafra Trio / Funeral Songs

ガーナ北部のフラフラ人のトリオによる
弦楽器、笛、シェイカーと力強い声
この民族の葬儀は一大行事らしく
これを聞くと葬儀音楽の常識を打ち砕かれる

April 2020 



Canalon De Timbiqui / De Mar Y Rio

クァンテックのアルバムに参加していた
女性歌手によるコロンビア大西洋岸のグループ
アフロ・ラテン系のコール&レスポンスと
マリンバや打楽器のアンサンブルが素晴らしい



Tony Allen Hgh Masekela / Rejoyce

ナイジェリアのアフロ・ビートのリズムと
南アフリカのあったかいジャズの感覚に
アメリカのクール/ハード・バップ的な音色が
ミックスされた楽しいアルバム



Wu Fei & Avigail Washburn / Transcendent

中国生活経験のあるバンジョー奏者と
中国の筝奏者がおたがいの得意曲を
持ち寄ってシームレスにつなげている
偶然を必然に感じさせるほのぼのとした共演



Petri Hakala & Markku Lepisto / Nordic Route

マンドリンと蛇腹の21年ぶりの共演作
二人の名手が淡々と演奏している
フィンランドの透明感のある響きが
てらいのない心境を感じさせる

March 2020 



Seamus Egan / Early Bright

アイルランド系アメリカ人で
革新的な音楽で知られたソラスのメンバーのソロ
考えすぎないていねいなギター演奏が
聞いていて気持ちいい



Tamikrest / Tamotait

砂漠のブルースのグループの中で
最もロック、ポップ感覚のある人たち
このアルバムではモロッコのアーティストや
アイヌのOKIも参加している

Feburary 2020 




Aynur / Solace Of Time: Hedur

クルド系トルコ人のディープな歌手の新作は
ドイツのジャズ・ピアニストとのコラボ作
自作曲と伝統曲をまじえ編曲や演奏にも初挑戦
重くなりすぎなくてうれしい



Souad Massi / Oumniya

アルジェリア出身のシンガー・ソングライターは
今回もフォーク的なシャービを優しい歌声で
演奏はギター、ヴァイオリン、マンドラ、打楽器など
フランス語の歌も1曲。2019年作です。



January 2020 




Eneida Marta / Ibra

西アフリカのギネア・ビサウ出身
ポルトガル在住歌手の新作はカボヴェルデや
キューバの音楽にも通じる心地よいポップス
サラ・タヴァレスあたりが好きな人におすすめ



Chaka String Quartet / Musica y Danza

Sayaka率いる弦楽四重奏団が
キューバの曲やアメリカン・スタンダードから
歌謡曲や奄美民謡まで
エル・ネグロらが打楽器で参加した曲がおもしろい




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