wab's favorites world & japan
2014 back to
index 
2016 

December 2015


Gema Corredera / Feeling Marta

元ヘマ・イ・パベルのヘマによる
マルタ・パルデス作品集
大人のラテン・ジャズ歌謡の佳作
安定感のある落ち着いた歌



Ballake Sissoko & Vincent Segal
/ Musique de Nuit
マリ=フランス・コンビの2作目
マリのバマコのバラケの自宅とスタジオで録音
息の合ったコンビが街の音まて音楽に変える
ヴァンサンはモロッコ風味のチェロも



Varttina / Viena

明るく元気なフィンランドの女性トリオ
メンバーが一人変わり、バンドも変化したが
地声を生かしたコーラスは継続
伝統芸能ですな、ってもともと伝統系ですが



Xabier Diaz / The Tambourine Man

スペインのガリシアといえばケルト系の音楽
その打楽器奏者が11人編成ノバンドに
多彩なゲストを招いて伝統曲を今日的に
渋いけれど聞きあきないアルバム

November 2015 



Haydee Miranes / Palabras

パブロの娘さんの新作は
フィーリン的なボレロ集
マルタ・バルデースの曲を
現代的な感覚でカバー



Bixiga 70 /Ⅲ

アフロ・ビート、エチオピアなど
さまざまなアフリカ系音楽の要素を取り入れた
ミクスチャー音楽をやっている
ゆるさが魅力のブラジルのインスト・グループ



Roberta Sa / Delirio

現代サンバの歌姫の新作は
オーソドックスなサンバと
落ち着いたなアコースティックMPB
豪華ゲスト参加

Ocober 2015 



Kainzynshue (app)/ Beauty of Tradition

ミャンマーの仏教歌謡のアルバムだそう
サインワインほかの伝統的な楽器とピアノ伴奏で
きれいな声の女性歌手が見事にうたっている
とても親しみやすい歌謡でお経ではない



Takao Morishima / Amami Tategoto

奄美の竪琴奏者といえば、里国隆が有名だが
この人はワイルドなダミ声で豪快にうたう
奄美竪琴のイメージが変わるかも
最後に引用されるソウルのフレーズも楽しい

September 2015 



Qanun 3 / Nassam Alayna el Hawa

3人の日本人カーヌーン奏者による名曲集
中東曲中心だが「さくらさくら」もやっている
きれいな響きの合奏とソロなので
ジャンル問わずに気軽に楽しめる



Euskal Barrockensemble / Euskel Antiqva

スペインのバスクに伝わる
古楽や民謡を古樂アンサンブルが演奏
キリスト教徒、イスラム教徒、ユダヤ教徒が
共存していたことをしのばせる音楽



Nenez / Reborn

若返ったメンバーによる
ファン・リクエスト人気曲集
歴代の名曲がみずみずしく
懐かしくよみがえり、入門用にも最適



Jose Maceda / Field Recordings in Philippines

作曲家のホセ・マセダが50年代から
70年代にかけて行なった現地録音の記録
ヒュー・トレイシーの50年代アフリカ録音に
匹敵するような多様で強力な音楽ぞろい

August 2015



Boulpick / Kompa Lakay

バンジョーやマリンブラ中心の
バンドによる音楽トゥバドゥ
コンパの生楽器版的な音楽
気持ちのいいグルーヴが金太郎飴的に



Mamy Kanoute / Mousso Lou

バーバ・マールのコーラスだった
セネガルのグリオ系の歌手
ソロ作というより一族のよりすぐりたち
総出演といったおもむきの作品



Amadou Balake / In Conclusion

ブルキナファソの名歌手が
過去のレパートリーを再演
マンデ系からアフロ・ビート的なものまで
多様なスタイルの持主の予期せぬ遺作



Chico Trujillo / Reina DE Todas Las Fiestas

チリのパンク系の人たちがはじめた
クンビア企画バンドが音楽の幅を広げ
ブラスバンドつきで哀愁の中南米
歌謡ロックで泣かせます



Yasukatsu Oshima / Kuitsui

越路吹雪の歌をうたっているわけではなく
副題に八重山二揚集とあるように八重山民謡集
艶のある歌声と三線がたっぷり
うたで鳩間加奈子、太鼓にサンデー



Cheikh Lo / Balbalou

おなじみのピー・ウィー・エリスから
イブラヒム・マーロフやブラジルの女性歌手まで
柔軟性に富む西アフリカのポップス
スキヤキでのおしゃれな姿がよみがえる

July 2015 



Fatoumata Diawara & Roberto Fonceca /
At Home
フランスのジャズ・クラブでのライヴ
キューバとマリの混成メンバーが
一ヶ月半のツアーで歩み寄った成果
共作曲は奄美民謡みたいだ



Playing Lecuona/Chucho Valdez,
Gonzalo Rubalcaba, Michel Camilo
往年のキューバの国民的作曲家エルネスト・
レクォーナの曲を3人それぞれの解釈で
歌のゲストにオマーラ、アナ・ペレンなど
ヒット曲と古典曲の垣根の低さを再確認

June 2015 



Nina Becker / Canta Dolores Duran

ボサノヴァ創世記に活躍した
歌手/ソングライター、ドローレスの
残した曲をギ゛ターやバンドリン伴奏でさっぱりと
サンバ、ボサノヴァの隠れた名曲のよさ満載



Manu Theron & others / Sirventes

中世南フランスの吟遊詩人たちの諷刺詩や
恋愛詩をウード、打楽器伴奏でル・クワール・
デ・ラ・プラーノのマニュが北アフリカ風にうたう
アルバム前半の歌、伴奏が刺激的



Szaloki Agi / Korforgas

ハンガリーの歌姫が思春期の子供を
意識して作ったアルバム
多彩なサウンドから歌詞の哲学まで
子供にこびない高品質アルバム



Louane / Chambre 12

この春から夏にかけてフランスでヒット中
アイドルなんですけど
はやりのダンス・ポップではない
洗練されていないところが郷愁ありすぎ



Pablo Milanes, Jose Maria Vitier /
Cancion de Otono
20世紀のスペイン語圏ま詩人の作品
をピアノ伴奏でじっくりうたったアルバム
キューバ音楽の伝統とシンガー・
ソングライター的な世界がうまく融合されている。



James Taylor / Before This World

音楽的ににはクラシック的な要素が
少し加わるというようなことはあるが
70年代の絶頂期から大きな変化なく深まりが増す
歌声が驚異的なまでに艶やか

May 2015



Alabama Shakes / Sound & Color

ストレートなロック・アルバムで
最近のお気に入りがこれ
伝統的なアメリカン・ロックのノリと勢いを持つのに
新鮮な文脈のアルバム



Shione Yukawa / Celofane Sky

J-POPポップのフォーマットから少し離れた
自在なメロディと静謐な歌と演奏の音楽
管弦の響きではじまる今作も
意外性にあふれた世界が楽しめる



Mariana Baraj / Vallista

アルゼンチン北部の女性を
テーマにした作品集
打楽器を生かしたシンプルな演奏
都会的な発想で作られたフォルクローレ



Bassekou Kouyate & Ngoni Ba

マリのセレブなンゴニ・アンサンブル
英米人脈との共同作業がより緻密に
驚きは薄れたが
ベテランの風格が出てきた



JD Souther / Tenderness

70年代にセンチな名曲を作った
シンガー・ソングライターの久々の新作
悲しい歌は相変わらずだが、演奏は大人対応
ストリングスのキューバ風音色にも注目

April 2015 



Los Van Van / Fantasia

昨年亡くなった創設者フアン・フォルメルに
捧げられた45周年記念アルバム
怒涛のティンバからボレロまで
これからも疾走し続けるという意志表示か



Pascuala Ilabaca / Me Saco El Sombrero

ビクトル・ハラ、ビオレータ・パラ、アルバロ・ペーニャ
らの曲をアコーディオン弾き語り
ガブリエラ・ミストラルの詩に曲をつけたものも
透明感ある小編成の編曲と歌になごむ



Elito Reve y su Charangon /
La Aplanadora de Cuba
ロス・バンバンの母体オルケスト・レベを
継承したエリートのバンドの新作
東部的なディープなルーツ感覚を持つ
疾走するティンバに圧倒される



Jerry Gonzalez & Miguel Blanco /
A Tribute To The Fort Apache Band
ジェリーがかつてNYで結成していたバンドの曲や
新曲をスペインのビッグ・バンドで演奏
こういう演奏を聞けばマイルスもうらやましがるだろう
と思うようなラテン・ジャズの傑作

March 2015 



Buena Vista Socia Club / Lost And Found

20世紀末のブーム時の未発表録音や
ライヴ音源で構成された残りもの
最近は少なくなったキューバ音楽の
はなやかな優雅さが残っている



Bjork / Vulnicura

『ポスト』などでヒットな曲を
連発してい時期に戻ったようなポップ作
その間の実験がサウンドに生かされているので
後退した印象は受けない



Ceumar / Silencia

フランスのチェロ奏者ヴァンサン・セガールが
プロデュースした2014年作
カエターノ=ジャキス・チームの
ポップなミナス/サンパウロ盤的おもむき



Punch Brothers / The Phosphorescent Blues

前衛的ブルーグラス・グループ
1曲目などはポップなプログレのよう
クリス・シーリーのバッハ・アルバムも
おそまきながら聞いてみたらよかった



Toru Yonaha / Ninufa - Polaris-

ポップなものからカチャーシーの速弾きまで
沖縄本島中部の民謡歌手の歌声には
艶と都会的なたたずまいがある
「満月の夕」は東日本の震災も含めた歌詞で



Cucurucho / Ni Antes Ni Despues

本名はRoberto Carlos Rodriguez Valdes
チューチョの息子だから重圧も大きいだろう
ジャズ好きらしいがキューバの伝統歌謡の
雰囲気を生かした優美な演奏 DVDつき

Feburuary 2015



Lindigo / Mile Sek Mile

インド洋のアフリカに近い島レユニオンの音楽
マロヤを現代的なポップ感覚で
電気楽器やコーラスの使い方がうまい
伝統的なスタイルの録音もしっかりしている



Kasse Mady Diabate / Kirike

マリ共和国のベテラン歌手による
オーソドックスなマリ歌謡金太郎飴的世界
ヴァンサン・セガールのプロデュースで
じっくり聞かせる生楽器主体の演奏



Omara Portuondo / Magia Negra

50年代後半のデビュー・アルバムの再演
一曲「ベサメ・ムーチョ」にさしかえられている
ジャズの影響を受けて開花した
フィーリンの感覚をいまに伝える



Abdullah Ibrahin / The Song Is My Story

ピアノ・ソロのCDとドキュメンタリーDVD
クラシックの要素も感じさせつつ
柔軟なグルーヴを保ったピアノ演奏がいい
いつまでも元気で活躍してほしい人だ



Ibeyi / Ibeyi

パリ在住のキューバ系双子姉妹
ヨルバ系の神様にちなむ曲もあるが
音楽は欧風R&B/クラブ系に
ザップ・ママやビョークもちょっぴり



D'Angelo / Black Messiah

ストイックに抒情をそぎ落とし
クッションのきいた音の中にメッセージ性のある
情熱的なR&Bが封じこまれている
音の圧縮や編集の仕方が21世紀風なんだろう



Nobuko Miyashita / Love From Sackbut

サクパットはトロンボーンの祖先の楽器
16世紀末から17世紀にかけての
イタリアのモンティヴェルディの作品を中心に演奏
オルガンやコルネットも入る美しい演奏集


2014 back to index 2016