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wab's favorites world & japan

December 2013 



Yasmine Hamadan / Ya Nas

レバノン出身フランス在住の
シンガー・ソングライター
オルタナティヴ感覚のアラブ・ポップ
スアド・マッシ以来の新鮮さ



Billie Joe + Norah / Foreverly

グリーン・デイのビリーと
ノラ・ジョーンズによる
エヴァリー・ブラザーズ・トリビュート
ルーツのカントリーまで見える好盤



Willie Nelson / Duets

年齢層が多岐にわたる
女性歌手とのデュエット集
カントリーのスタンダードや往年の自作中心
安定感のあるポップなカントリー



Shantel / Anarchy & Romance

東欧系クラブ・ミュージックから一転
普通ぽいポップになった
それはそれでうらさびれた
哀愁と郷愁に誘われる



Dissidenten / How Long Is Now?

年季の入ったドイツのバンドの
最新アンプラグド・ライヴ
中東系の歌手などをまじえた
ドイツらしいワールド・フュージョン



Tandalai / Erdine

昨年の来日時に申し込んだ
2009年発表のCDが最近届いた
アルタイの超絶のどうた歌手
うなり声から鳥の声や口琴までレア感満載



Mayok Fler / Zanmari Bare

最小限の演奏だけでうたわれる
レユニオンの音楽マロヤ
哀愁味あるメロディがくせになる
コラなど島の外の楽器もさりげなく



Tamikrest / Chatma

フランス人ギタリストが加わったが
若手のトゥアレグ人の砂漠のブルースにロックや
レゲエを加えた基本路線は変わらず
日本盤の解説が参考になる

November 2013 



Sakaki Mango / Karaimo Limba

鹿児島方言の曲を選んだアルバム
新曲やライヴや
アフリカのミュージシャンが参加した曲など
ディープに楽しめる



La Troba Kung-Fu / Santalegria

バルセロナのミクスチャー・
グループの最新作はパチャンガや
クンビアの要素のある作品集
類似のグループにはない軽やかさが



Irma Osno, Shin Sasakubo / Ayacucho Para

ペルーのフォルクローレの故郷から来た歌姫と
ペルーでフォルクローレを学び
現代音楽も演奏するギタリストによる
現代的なフォルクローレ



Aragehonji / Takarakaze

日本民謡をポップス化する試みは
20世紀中葉から断続的にあったが
このグループはその最新型
素朴なところが彼らのよさか


October 2013 



Da Wang Gang / Wild Tune Stray Rhythm

北京のオルタナティヴ・ロッカーが
北西部や中央アジアの音楽の要素を
折衷して作った実験的アンビエント・フォーク
マンドリンから馬頭琴や喉歌まで多様な要素
プログレ・ファンにおすすめ



Romance De La Luna Tucumana / Cigala

いつも濃すぎる歌で聞くたびに
どっと疲れるコラボ好きフラメンコ歌手シガーラ
アルゼンチンのフォルクローレやタンゴの
名曲をとりあげた今作は
比較的あっさりうたっていて聞きやすい



Dede Saint-Prix / Rayces Y Culturas

マルティニクのベテランが
キューバ東部の音楽家たちと共演
カリブ海各地の音楽のちがいと共通性が
伝わってくる味わい深いアルバム

September 2013 



Africando / Viva Africand

主に西アフリカの歌手とNY・サルサ
関係者の共演企画最新作
NY最強のスパニッシュ・ハーレムオーケストラの
メンバーが参加した充実作
多言語によるサルサが楽しめる



Jupiter & Okwess International

タイトル表記がないがジャケットにある
建物の名前から通称 Hotel Universe
DRコンゴから海外向けに紹介された
グループの最新作はルンバから
ロックやファンクまで多様な要素満載



Bob Dylan / Another Self Portrait

はぐらかしの時期に入っていたディランが
なんじゃこれはと思わせていた1970年前後の
未発表音源をまとめたもの
はぐらかしても彼の天才までは
隠せなかったことがよくわかるセッションの数々



Moussu T e Lei Jovents / Artemis

9月来日のマルセイユのダミ声男が
バンジョーをフィーチャーした
バンドの演奏にのせてうたうは
南仏と海と女の歌
日本盤に対訳がついたのはありがたい



El Combo De La Paz / Okonomiyaki

日本のサルサはうまくても
優等生のお勉強的な律義な音楽が多いが
広島の多国籍バンドの歌と演奏は楽しい
日本語の歌やお祭り囃子の挿入
マリンバの使用なども愛嬌がある



Simone Alves, Yann Gourvil /
Astrakan Project
もともとのルーツは不明だが
フランスのブルターニュで音楽活動した後
イスタンブールでこのアルバムを作ったらしい
ブルターニュ民謡+中近東・地中海風味
仕上がりは粗いが企画の意欲は買いたい

August 2013 



Christina Pluhar / Mediterraneo

古楽とワールド融合路線
最新作のテーマは地中海
知名度の高い歌手はミージアだけだが
地中海音楽ファンのツボはしっかり



Asian Dub Foundation / Signal And The Noise
在英インド系メンバーを
中心にしたバンドの20周年記念盤
初期のメンハーなども参加して
レゲエ的なベースを強調した作り



Mulatu Astatke / Sketches of Ethiopea

エチオピアン・ジャズの巨人の
新作は民謡の要素も
おりこんだポップな作り
マリのファトゥマタ・Dも1曲参加



Mark Ernestus presents Jeri-Jeri /
Ndagga Versions
セネガルのサバールやタマ
といった打楽器を
エレクトロニックなビートとうまく
合わせたドイツのDJに拍手



Houndmouth / From The Hills
Below The City
女性を含む米ルーツ・ポップ4人組
言ってはいけない形容かもしれないが
おやじくさくないザ・バンドやCS&Nを
思い浮かべてしまった



Jyotsna Srikanth / Call Of bangalore

南インドの古典音楽をやる
在英ヴァイオリン奏者が
打楽器伴奏でラーガを弾きまくる
腕力のある人だ



Oliver Mtukudzi / Sarawoga

8月に初来日のジンバブエの巨匠
トーマス・マプフーモほど戦闘的でないが
ムビラ(親指ピアノ)のリズムを基礎にした
ロック感覚のある円熟の音楽



Moussa Hema & Kaba Ko /
Fadouga:Retour Aux Sources
ブルキナファソのバラフォン・マスターの
グループによる伝統曲の現代化
トーキング・ドラムなど打楽器類を
加えた編成で展開される緻密な演奏

July 2013 



la-33 / Tumbando Por Ahi

コロンビアのサルサの
人気バンドの新作
NYサルサほどスカしてない
気さくな演奏が楽しめる



Vieux Farka Toure / Mon Pays

マリのポップなシンガー/ギタリストが
分断されそうな祖国を憂いつつ
ロックやブルースのファンにも
わかりやすい音楽をやっている



Arturo O'Farrill / Final Night at Birdland

父親チコ名義のオーケストラが
2011年に行なった最後の演奏のCD化
発表から半世紀たっても
この複雑なラテン・ジャズの鮮度は高い



Patricia Bastos / Zulusa

ブラジル北部アマゾン河口地域出身
タイトルはzulu + lusitaniaですか
サンパウロ人脈やギンガの曲もあり
多彩なリズムとしっとりした歌声



Pedrito Martinez / Rumba de La Isla

カマロン・デ・ラ・イスラのフラメンコを
キューバン・ルンバ風にうたうという
企画色強いアルバムだなので危惧したが
達者な人たちばかりで意外にいける



Galifuna Collective / Ayo

アンディ・パラシオなき後も
中米ガリフナの音楽の
動きは止まらない
哀愁の金太郎飴的世界



Rachid Taha / Zoom

アコースティック・ギターの
弾き語りからはじまるという意外な展開
プロデュースがジャスティン・アダムス
ということで新展開多数
(書き忘れてました)

June 2013 



Michel Camilo / What's Up

ドミニカ出身のジャズ・ピアニスト
新作はピアノ・ソロ
米スタンダードや「チャン・チャン」から
自作までイキのいい仕上がり



Zambia Roadside 2

ザンビア各地で長年にわたって
録音したアンプラグド音源集
伝統的なものからポップなものまで
響きの豊かさに驚かされる



Gulay / Damlalar 3

ポップ歌手だった人による
民謡アルバム英語対訳つき
薄口なので聞きやすい
演奏は土欧ミックス



Cyo Yongpil / Hello

海外録音を含む10年ぶりの新作
曲作りを人にまかせた
普通のロック寄りポップス
韓国演歌を期待する人には向かない

May 2013 



Alexandre Andris / Macaxeira Fields

ブラジルのミナスの若手
ビートルズからクラシックまで
多様な音楽の要素が
不思議な形で結びついている



Van Dyke Parks / Songs Cycled

シングルで発表されていた曲を
まとめたものだが中身は濃い
日本盤は詳細な解説や翻訳つき
アメリカの伝統芸能音楽の良心



Erik Marchand / Ukronia

ブルターニュ民謡のペテランと
古楽系のミュージシャンとの共演は
相性も悪くない
これからこういう共演が増えそう



Cantigas de Mulleres

スペインのケルト系文化圏
ガリシア出身の女性歌手の
作品を集めたもの
民謡風からジャズまで入門用に最適


April 2013 



Rokia Traore / Beautiful Africa

PJハーヴェイのジョン・パリッシュ
制作のブリストル録音
前作よりアンサンブル重視
新たな傑作の誕生



Tibet Songs From Exile

北インドに亡命している
チベット人の民謡などを編集
中国領のポップな歌謡曲にはない
ワイルドな響きが素晴らしい

March 2013 



Salsa World Series Volume 5

サルサはアルバム単位で聞くと
いっぱいいっぱいになるものが多いので
コンピが便利
ベネズエラなど南米中心だがロシアなども



Cuban All Stars / A Dream Come True

亡命組も含めたキューバの
人気アーティストが大挙して
80年代以降のヒット曲を
さすがの楽しさ



Khaled / C'est La Vie

レディ・ガガのレッド・ワンが制作?
マジですかと一瞬驚いたが
ライの庶民性は本来そういうものかもね
ハレドも歌で本領を発揮している



Coskun Karademir, Emirhan Kartal /
Sirdask
サズ(バーラマ)の弾き語りデュオ
「エデルレジ」がトルコ、バルカン、
ブルガリアなど黒海周辺に共通する
メロディなことをこのCDでも感じる



Salif Keita / Tale

こちらはゴタン・プロジェクトの
フィリップ・コーエン制作
思い切り欧風で反応は分かれそうだが
出来は悪くない



Los Amigos Invisibles / Repeat After Me

チャベス死すとも
ベネズエラにはこの人たちが
あっけらかんとした
ポップな軽さがくせになる



Sam Lee / Ground Of Its Own

イギリスのフォーク界では
久々にいい歌手が出た
音も意外性があるが
ちょっと考えすぎの感も



Nuru Kane / Exile

セネガルの若手は
レゲエやグナワ風から
親指ピアノまで何でもござれ
ここまでポップだとありですね



Tete / Nu La-Bas

仏シンガー・ソングライターが
チェンバー/オーケストラ・ポップや
往年のR&B的な音楽に大変身
やさな歌声は変わらないけど




Hope Masike / Mbira, Love & Chocolate

ジンバブエの
シンガー・ソングライター
ムビラの使い方がポップで新鮮
北欧録音もあるが無理な西洋風味はない

Feburuary 2013 



Bassekou Kouyate & Ngoni Ba / Jama Ko

マリ共和国の弦楽器ンゴニの名人の
アンサンブルの2作目
カッセ・マディからタージ・マハルまで
多彩なゲストまじえて楽しく聞かせる



Quique Sinesi / Live In Sense of Quiet

タンゴやジャズからフォルクローレまで
アルゼンチンの多彩な音楽の要素を
巧みに組み合わせたギターが気持ちいい
ピアノのカルロス・アギーレも4曲参加

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